システムエンジニアは、すでに持っている知識や技術だけを頼りに仕事をするのではなく、常にスキルアップもしくは勉強をしていく必要があります。
具体的にできることとしては、ネットや書籍を読んで新しい技術やフレームワークを学んだり、これからのシステムに関するトレンドを押さえたりすることができます。
さらに、セミナーや研修会に参加するということも効果的です。
どうしてこのような自己研磨をすべきかというと、システムエンジニアという仕事は常に最新の技術を使っていくべきだからです。
たとえ同じプログラミング言語だとしても、より効率よく記述できる方法や、スムーズに動作できるプログラムというものが生まれてきています。
そして、システムエンジニアは年功序列の世界ではありませんので、どんどん若い人たちが成長してその実力を発揮するようになっています。
昔のやり方だけに頼っていると、あっという間にこの世界では時代遅れのエンジニアになってしまうというわけです。
また、セキュリティー面での刷新が求められているという現実的な問題もあります。
今の時代は悪意のある不正アクセスや攻撃が非常に多くなっていますので、古いシステム開発の手法だと大きな問題につながりかねません。
エンジニアとしてもセキュリティー上の問題が生じた時に一定の責任がありますし、安全なシステムを作れないなら需要はなくなっていきます。
リスク管理をするためにも自己研磨をして、より強固で安全なシステムを作れるようにしなければならないのです。